令和7年月報









令和7年1月(2月3日記) 
 1月の受診の方は約1,010名でした。8日間の年末年始休診をいただきました。インフルエンザはじめ感冒の猛烈な流行で受診者が減りました。トランプ大統領の発言は常軌を逸していると思います。移民の排斥、グリーンランドやカナダをアメリカが領有したいとか、関税をかけるとか、石油の増産等々。国民、それも、白人の非インテリ層が気に入りそうな発言ばかりのようです。一番の懸念はヒトラーの再現ではないかとのことです。ヒトラーはあの哲学や音楽にすぐれた“理知的なドイツ人”を狂気の思想に洗脳し、未曾有の戦争を起こさせたのでした。ただ、今は 当時と違い、SNSがあります。トランプやプーチン、金正恩、さらには習近平などのプロパガンダの“うそ”を個人であばくことができます。今、世界をおおう衆愚政治にたたかうべきであると思います。



令和7年2月(3月3日記) 
 2月の受診の方も約1,010名でした。2月は史上最大級の寒波が2度もやってきて、高齢の方や新患の方が抑制されました。トランプ氏の言動には強い違和感を感じます。彼の発想(マスク氏も)には損得勘定以外の発想はないようです。彼らには人命より地下資源の方が大事のようです。人間に一番大切なものは金銭ではないことは当然のことです。ウクライナの人々は 正義のため、国民のため、命をかけているのであって、損得勘定はありません。聖書にも「人はパンのみでは生きるにあらず」とあります。論語にも「信なくば立たず」とあります。トランプ氏もマスク氏もこの一番大切な人間の部分への理解が欠落しているようです。現代資本主義の生んだ妖怪たちのように感じます。我々も これからの4年間、彼らに耐えなければならないのでしょう。この間に核戦争や第三次世界大戦がおこらないことを願うのみです。



令和7年3月(4月3日記) 
 3月の受診の方は約1,020名でした。私ごとですが、70歳になりました。特に病気なく(高血圧、白内障ですが)健康で診療を続けていることを感謝します。 24歳から、46年間にわたって、ほぼ休みなく 継続して 大過なく 精神科医療を続けて来られたのを誇りにおもいます。これからはボチボチと自分の経験を社会に還元していきたいとおもいます。プーチン、トランプ、習近平も70歳代、昔の70代と違って、彼らは世界を相手にやりたい放題をしています(3人とも とても迷惑で 核兵器を持ち、賛成できない人々ですが)。たいした技量もないですが、できるだけ 長く 誠心誠意を尽し、体験を伝えていくつもりです。これからもどうぞよろしくお願いします。


令和7年4月(5月2日記) 
 4月の受診の方も約1,020名でした。これからは無理をせず、一日も長く診療を続けたいと思っています。トランプ氏ただ一人のため、長年構築されてきた、自由と民主主義に関する確信が音を立て、崩れました。まるで 悪い夢を見ているようです。私も個人的にもショックです。“自由と民主主義”を体現するアメリカが世界で 一番の国だったのです。それが こんなにも もろいとは思いもよりませんでした。これからは 日本も含めて 世界中の国家が 自分のことは他人任せにせず、自立することが大事です。トランプ氏はアメリカ ファートを目指しながら、見事にアメリカの幻影を壊したようです。まさしく 現実は小説より奇なりです。大不況、戦争、さらには饑饉なども 今後 あり得そうです。恐ろしいです。



令和7年5月(6月3日記) 
 5月の受診の方は約1,040名でした。世界中、閉塞感が強く、まともな国家がなくなってしまったようです。アメリカ、ロシア、中国、韓国、インド、EUすべて、経済的問題か戦争や国際紛争を抱えています。世界は大変革期に入り、今すぐにでも核戦争が起こり、世界が滅亡しても不思議でない感じがします。しかし、「人類は理由なく生まれてきたものではない」「滅亡するために繁栄したのではない」と信じたいです。悠久の昔から 天地に流れる正気」(文天祥)はすべてを貫き通し、いつかは復活(マーラー)すると信じます。むしろ、今、SNSと言う武器を持った我々は、常識外れの正義なき指導者たち(トランプ、プーチン、習近平、金正恩など)に立ち上がらないといけないかもしれません。







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